25枚の処方箋

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「まつ毛エクステ」で1600人以上の健康被害!最悪の場合は視力障害も

若い女性に人気が高い「まつ毛エクステ」ですが、その健康被害について厚生労働省研究班が調査したところ、抽出調査を行った医師だけでも3か月間に1600人以上の患者が異常を訴えて受診していたことが判明しました。

 

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最悪のケースでは視力障害も

最近では「まつげエクステ」を利用している人が多く見られるようになりました。 

長いまつげを接着剤で一度つけてしまえば、毎日のメイクにかける手間が省けるので、一度試したら止められないという人も多いようです。しかしながら、「まつ毛エクステ」は一つ間違えると、視力回復が難しい視力障害につながります。そのリスクをしっかり知っておきましょう。 

まつげエクステが視力障害を起こす原因の第一が「接着剤」です。 この接着剤が角膜を傷つけてしまい角膜炎を起こしたり、瞼につくと瞼が腫れる眼瞼炎を起こします。 また、抜けたエクステが眼に入ると、角膜が傷つき角膜上皮障害を起こします。 傷口から細菌感染が起これば、完全な視力回復が難しい視力障害になることもあります。 

 

きちんとしたところで施術してもらおう

このようなトラブルにならないためにも、まつげエクステをつける場合には、きちんとしたところで施術してもらうことが大切です。 無資格の人間が施術するところからトラブルは発生します。 

また、まつげエクステの利用者には「カラーコンタクトレンズ」の利用者が多いことも、トラブルを増やしている原因の1つと考えられます。 どちらも慎重に取り扱わないと、視力回復が不可能な著しい視力障害になる恐れがあります。 

 

異常を感じたら早めに病院へ!

まつ毛エクステが原因とみられる患者の全国的な実態が明らかになるのは、今回が初めてです。まつげエクステをつけていて眼に異常を少しでも感じたら早めに病院に行きましょう。 早く治療することで視力低下も防げ視力回復も可能になります。