薬を飲むタイミング「食前」「食間」「食後」の違い
薬を飲むタイミングは「食前」「食間」「食後」など色々です。具体的にはどのくらいの時間に飲めばよいのか、薬を飲むタイミングについてまとめてみます。特に「食間」が間違われやすいです。食事中に飲むわけでは無いので、くれぐれもご注意下さい。
薬の飲み方は、
- 食前
- 食間
- 食後
をよく聞くと思いますが、厳密には、
- 食直前
- 食直後
も存在します。
それぞれの違いを下記表にまとめてみます。
飲み方 | 詳細 |
---|---|
食前 | 食事の30分くらい前に飲みます。 |
食直前 | 食事の5分〜15分前に飲みます。 |
食直後 | 食事が終わったらすぐに飲みます。 |
食後 | 食事が終わってから30分後くらいに飲みます。 |
食間 | 食事と食事の間の空腹時に飲みます。 目安としては、食後2時間後ぐらいです。 |
例えば、「食欲増進剤」などは食前に飲みます。
一般的な薬は、食事により吸収に影響を受けるものや、空腹時に飲むと胃腸障害が出るものがあるため「食後」になっているケースが多いです。
食間の例としては「吸着剤」が挙げられます。食事と食事の間に飲み、腸管に分泌された毒素を吸着してくれます。
その他にも「漢方薬」は食前・食間に服用するものが多いですので、こちらは豆知識として覚えて置く事をお勧めします。