25枚の処方箋

健康で文化的な最低限度の生活を営むための月25枚の処方箋

薬を飲むタイミング「食前」「食間」「食後」の違い

薬を飲むタイミングは「食前」「食間」「食後」など色々です。具体的にはどのくらいの時間に飲めばよいのか、薬を飲むタイミングについてまとめてみます。特に「食間」が間違われやすいです。食事中に飲むわけでは無いので、くれぐれもご注意下さい。

 

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薬の飲み方は、

  • 食前
  • 食間
  • 食後

をよく聞くと思いますが、厳密には、

  • 食直前
  • 食直後

も存在します。

それぞれの違いを下記表にまとめてみます。

 

飲み方詳細
食前 食事の30分くらい前に飲みます。
食直前 食事の5分〜15分前に飲みます。
食直後 食事が終わったらすぐに飲みます。
食後 食事が終わってから30分後くらいに飲みます。
食間 食事と食事の間の空腹時に飲みます。
目安としては、食後2時間後ぐらいです。

 

例えば、「食欲増進剤」などは食前に飲みます。

一般的な薬は、食事により吸収に影響を受けるものや、空腹時に飲むと胃腸障害が出るものがあるため「食後」になっているケースが多いです。

食間の例としては「吸着剤」が挙げられます。食事と食事の間に飲み、腸管に分泌された毒素を吸着してくれます。

その他にも「漢方薬」は食前・食間に服用するものが多いですので、こちらは豆知識として覚えて置く事をお勧めします。