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「アレルギー反応」が起こりやすい薬を知っておこう

薬と身体の相性によっては、アレルギー反応が起きてしまう事があります。薬のアレルギー反応は、体が薬を「異物」(すなわち、不要なもの)と判断することで起こる反応です。これはアレルギー体質の人だけに起こるわけではなく、どんな人でも起こる可能性があります。薬の中にも、アレルギー反応が発生しやすいものがありますので、身体を守るための知識として知っておきましょう。

 

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アレルギー反応を起こしやすいと言われている薬には以下のようなものがあります。 

アレルギーを起こしやすい薬の例

  • 抗生物質*1
  • 非ステロイド性抗炎症薬、ピリン系薬剤*2
  • 局所麻酔薬
  • ヨウ素系薬剤

 上記がアレルギー反応が発生しやすい代表選手なので、特に注意してください。また、上記以外のどんな薬に対してもアレルギー反応は起こる可能性はあるので、注意が必要です。

薬のアレルギーは、たとえ少量でも起こる可能性があります。飲み薬だけでなく、塗り薬・点眼薬などの外用薬や注射薬などでも起こります。また、アレルギー症状は軽いものから生命に関わる重篤なものまでさまざまです。最初は症状が現れず、2~3日経ってから現れるものもあります。

 

アレルギー反応かな?と思ったら医師に相談を

薬を使用し普段とは異なる症状が現れた場合は、自己判断で様子を見るのではなく、すぐに医師や薬剤師に相談することが重要です。医療機関に受診する際には、一度アレルギーを起こした薬は医師、薬剤師へ伝えた方が良いでしょう。

アレルギー反応は体調にも影響を受けるため、過去にアレルギーが起きたことのない薬でも、体調が悪い時に服用したら突然発生することもあります。薬を飲んで「何かおかしい」と感じたら、自己解決せずに医師に相談する事をお勧めします。

*1:ペニシリン系、セフェム系、アミノグリコシド系、マクロライド系、キノロン系など

*2:解熱鎮痛薬など