25枚の処方箋

健康で文化的な最低限度の生活を営むための月25枚の処方箋

処方箋と市販薬の違い

25枚の処方箋では、毎日を健康に過ごすための情報を月に25枚配信しています。処方箋と名前がつく位なので、処方箋薬と市販薬の違いについても書いてみます。簡単に言ってしまうと「お医者さんからもらえる薬」と「ドラッグストアで買える薬」です。

 

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処方箋薬とは

処方箋薬(医療用医薬品)は、薬の作用や使用方法などの点で医師や薬剤師などの専門家による管理が必要な薬です。医師によって直接使用、または処方箋により使用されます。ほとんどの処方箋薬に健康保険などの医療保険が適用されています。

医療機関や保険薬局で調剤されて受け取る薬は、診察された時点の患者の病状にあわせて薬の種類や量が決められるので、医師の指示通りに適切に使用してください。

用量についても、医師が医学的見地から患者の状態を見て「適宜増減」することが認められており、患者個々の病気の重症度や症状などから判断して決められたものですから、自分の判断で使用を中止したり、多く使用したりするのはNGです。

市販薬とは

市販薬(一般用医薬品)は、医薬品の中で、その効能や効果が人体にして著しくないもので、一般の人が薬剤師などのアドバイスをもとに薬局などで購入し、自分の判断で使用する薬です。

  • 市販薬
  • 大衆薬
  • OTC薬*1

などとも呼ばれます。

成分の種類や含有量などは、記載されている用量の範囲では比較的安全とされています。効能・効果の表現について、市販薬では一般消費者が判断できる「症状」で示されていますので、熱、鼻水、せき、胃痛などの症状から薬が選択できるようになっています。(一方、処方箋薬は「診断疾患名」で示されています。)

使用量や使用方法などをわかりやすく記載した説明書がついているので、その説明書は必ず読み、捨てずに保管しておくのが良いでしょう。

 

ピンポイントで効果があるのはやはりお医者さんからもらえる「処方箋薬」です。症状が明確な時は、面倒臭がらずに処方箋薬をもらいに行く方が良いでしょう。

25枚の処方箋も、処方箋薬のようにピンポイントで役立つような情報を毎日いろいろな角度から紹介する意気込みで、これからも頑張ります。

*1:over-the-counter drug